- プロスポーツチームと地域のつながりを知りたい人
- 将来プロスポーツチームと地域を盛り上げる仕事をしたい人
- プロスポーツチームで働きたい人
今回はプロスポーツチームで働くホームタウン担当の仕事内容について見ていきたいと思います。
そもそもホームタウンって何なの?具体的にはどんな活動をしているの?となかなか想像がつきにくい仕事かと思います。
今回はそんなホームタウン担当の仕事を徹底解説していきます。
今日はホームタウンの仕事についてだね。
Jリーグは地域密着をモットーにしている分、ホームタウン活動はとても重要な仕事だよ。
詳しく説明するからしっかり勉強してね!
そもそもホームタウンってなに?
Jリーグでは、Jクラブの本拠地を「ホームタウン」と呼んでいます。
たとえば川崎フロンターレのホームタウンは川崎市ということになります。
Jリーグクラブは、ホームタウンの人々と信頼関係を築きさまざまな活動を行なっております。
その活動を通じて、Jリーグクラブは地域の人々から応援してもらい、地域の人々はJリーグクラブを見て心身の健康と生活を楽しみを享受しているのです。
ホームタウン担当の主な仕事内容
ホームタウン担当は、クラブの本拠地がある町での告知活動や商店街、自治体との調整を行います。
クラブの本拠地がある町での告知活動では、選手やクラブマスコットが学校や施設への訪問などが挙げられます。
また地域によっては選手やマスコットがお祭りに参加することもあるそうです。
商店街との調整も大事な仕事の一つです。
Jリーグクラブがある商店街でクラブエンブレムのフラッグが街灯につるされていることを目にしたことはありませんか?
まさにあのような形で商店街の皆さんに協力してもらい一緒にクラブを盛り上げているのです。
ホームタウン活動事例を紹介
各Jリーグクラブがホームタウン活動に力を入れていますが、今回はホームタウン活動に力を入れている清水エスパルスの事例をみていきたいと思います。
清水エスパルスは、静岡市、TOKAIケーブルネットワーク、静岡サレジオ高校と協力してシェアサイクル事業を成功させました。
2019年に都市計画のひとつとして自転車の活動を掲げた静岡市がその運営会社として地元企業のTOKAIネットワークを選びました。
TOKAIネットワークは清水エスパルスと協働し、シェアサイクル事業の拡大に貢献しました。
具体的には、シェアサイクルに清水エスパルスのロゴとマスコットキャラクターのパルちゃんのロゴを入れて、地域の人々の関心を高めました。
余談ですが、ネーミングも「S-PULSE」と「Cycling」を掛け合わせた「パルクル」となったそうです。
このように市と地元企業と協力しあうことで、信頼関係を築きお互いに支え合っているのです。
ホームタウン活動をするメリット
ホーム活動をすることで次のようなメリットもあります。
- 広告宣伝効果の期待
- 観客動員の期待
- 新たなスタジアム建設やグラウンド建設の際の行政とのやり取り
- 社会貢献によりクラブ、サッカーのイメージアップ
このようなメリットがあることからもJリーグクラブにとってホームタウン活動はとても重要なことであることがわかります。
また日頃からホームタウン活動が行われていることで、町にクラブが溶け込み、人々の生活の一部と考えてもらえるようになるのです。
ホームタウン活動が行われていないクラブは、やはりその地域の人々からも応援されないため、観客動員の減少や、スタジアム問題が発生してしまいます。
プロスポーツチームで働くホームタウン担当の仕事まとめ
Jリーグクラブで働くホームタウン担当の仕事について理解を深めることはできたでしょうか。
ホームタウン担当の仕事がJリーグクラブを支えていると言っても過言ではないのです。
責任重大な仕事にはなりますが、その分やりがい十分の仕事です。ぜひ挑戦してみてください!
Jリーグフロントスタッフの仕事内容を知りたい方はこちら
コメント