プロスポーツチームで働きたいけどどうすればいいか分からない
どうすればプロスポーツチームで働くことができるの?
今回はそんな疑問にお答えするべく、Jリーグクラブの現役フロントスタッフが教える3つの方法をお伝えします。
実際に私も今から紹介する方法の1つで、今のチームに就職することができました。
プロのスポーツチームで働くということは、自分自身もチームの一員となり所属しているチームを勝利に導くことができるとてもやりがいのある仕事です。
今からお伝えする方法は、実際に長くスポーツチームで働いたことで分かったプロスポーツチームがどのような人材をどのようにして採用しているのかをまとめたものです。
これからスポーツチームで働きたいと考えている社会人や学生には必見の内容となっております。
スポーツチームの仕事内容に知りたい方はこちらをチェック!
プロのスポーツチームで働く3つの方法
プロのスポーツチームで働く方法として以下の3つの方法が挙げられます。
- インターンシップやアルバイトから就職する
- スポーツ専門学校から就職する
- 中途採用から就職する
他にもいくつか方法はありますが、就職したスポーツチームで長く働くには上記の方法がおすすです。
それでは早速見ていきましょう。
インターンシップやアルバイトから就職する
プロスポーツチームは即戦力を必要としているチームが多いため、新卒での採用はほとんど行っておりません。
そうすると学生がプロスポーツチームで働くことはできないと思ってしまいそうですが、そんなことはありません。
プロスポーツチームが実施しているインターンシップやアルバイトから正社員になるケースが実は結構多いのです。
私のチームにもアルバイトから契約社員となり、今では正社員となっている人が3人います。
インターンシップやアルバイトで働いてみて、自分に合っているかを見極めることもできるので、おすすめです。
またスポーツチームとしても正社員として雇う前にその人の能力や性格を見れることはプラスなようです。
アルバイトをする場合は、必ずチームが募集しているアルバイトに応募をしましょう。
イベント会社のアルバイトでは、社員の目に止まる機会が少なく、就職できるチャンスを逃してしまうかもしれません。
\Jリーグのインターンシップ・アルバイト情報をご紹介/
スポーツ専門学校・スポーツ専門ビジネススクールから就職する
スポーツの専門学校から就職をしている人もいます。
専門学校やビジネススクールのメリットとしては、その運営機関が各スポーツチームと強いコネクションがあり、就職が有利になることがある点です。
また講義では、スポーツビジネスやスポーツマーケティングの知識を身につけることができるため、プロスポーツチームへの就職後も即戦力として働くことができます。
(もちろん現場での経験を積んでいく必要はありますが。。)
デメリットしては、専門学校やビジネススクールの費用がかかることです。
また平日の夜や休みの日に講義を受けることになるため体力的にもかなりハードになります。
それでも高い確率でプロのスポーツチームやそれに関わる仕事ができるようになると考え、デメリットをどこまで許容できるかも重要になります。
\スポーツ専門学校・スポーツ専門ビジネススクールをご紹介/
JAPANサッカーカレッジ
スポーツビジネスアカデミー
PIA SPORTS BUSINESS PROGRAM
公益社団法人スポーツヒューマンキャピタル
中途採用から就職する
私の所属しているクラブでは中途採用での採用が最も多いです。
理由は、社会人経験があり即戦力として活躍をしやすいからです。(ただし全くの異業種からだと活躍までに時間がかかることもあります)
実際に私も中途採用でスポーツチームに就職しました。
ただし、自分がいきたいと思っているスポーツチームの求人が常に出ているあるわけではありません。
なので、もし求人が出ていたら迷わず挑戦することをお勧めします。
仮にその場で採用に繋がらなかったとしても、そのスポーツチームの人事部とコネクションを作ることができ、将来的に働くチャンスがくるかもしれないからです。
\中途採用をしているプロスポーツチームをご紹介/
お勧めしないスポーツチームへの就職方法
おすすめしないポロスポーツチームへの入り方としては、親会社から出向でプロスポーツチームに入る方法です。
なぜおすすめしないかと言うと理由は2つあります。
出向者として選ばれない可能性が高い
プロスポーツチームの親会社の多くは会社規模が大きく、そこで働く社員もとても多いです。
プロスポーツチームに行きたいと手をあげても選ばれない可能性の方が大きいです。
当然ですが、会社という組織は個人の意思よりも組織がうまく回ることの方が重要ですからね。
出向できたとしても長く働くことができない
仮にプロスポーツチームに出向できたとしても長く働ける可能性はとても低いです。
出向というのは、あくまで所属は親会社の中で働くキャリアの一つにすぎませんので、多くの場合3年〜5年で異動になることが多いです。
せっかくプロスポーツで働きたいと思って親会社に入ったものの、40年のキャリアの中で5年しかプロスポーツチームで働けないとなると不本意ですよね。
ただし、プロスポーツチームの人とコネクションを作ることができたり、プロスポーツチームで働いた実績をつくることができることはメリットですね。
スポーツチームで働くために必要なこと
プロスポーツチームで働くために必要なことは次の3つです。
「人脈・能力・熱意」
ここまで話してきた通り、人脈はとても大事です。
プロスポーツチームの人と繋がりがあることで思わぬタイミングで就職のチャンスが舞い込んできたりします。
チャンスが舞い込んできたときに、自分の能力を示せられることも重要です。
能力とは、営業力や動画編集スキル、分析力などプロスポーツチームで役に立つスキルのことを言います。
そして最も大事なことはプロスポーツチームで働きたいという熱意です。
私も大学生の頃から何年間もプロスポーツチームで働きたいという熱意を持ち続けていました。
中途採用の求人があれば応募し落ちたり、数十クラブに履歴書と職務経歴書を送りつけたこともありました。
熱意を持ち続け、活動をしていれば必ず誰かが見てくれていてチャンスが舞い込んできます。
まとめ
最後になりますが、プロスポーツチームで働くことは、他の仕事では感じられないやりがいを感じることができます。
私も現在のスポーツチームで働くまでに別の会社を2社経験してきましたが、他では経験できないことを経験させてもらっています。
この記事が、今後プロスポーツチームを目指す方々のお役に立てれば幸いです。
プロスポーツチームの仕事内容については以下の記事をチェックしてください。
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