- プロスポーツチームの営業に興味がある
- プロスポーツチームの営業の仕事を知りたい
- 将来プロスポーツチームで働きたい
今回のテーマはプロスポーツチームで働く営業担当のリアルな仕事内容です。
営業担当の仕事は、一言でいえば、スポンサーを獲得することです。
各企業にスポンサーになってもらうために営業活動を行います。
今回は、実際に働く営業担当の話からプロスポーツチームで働く営業担当の仕事を見ていきたいと思います。
スポーツチームの営業ってすごく難しそう….
スポンサー収入はスポーツチームにとって重要な収益のひとつだよ。
それじゃ営業担当の仕事を詳しく説明するね!
スポンサー営業についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
プロスポーツチーム営業担当の仕事内容
営業担当の主な仕事内容として以下が挙げられます。
- スポンサーになってもらうための営業活動
- 既存のスポンサーに継続してもらうための企画
それぞれの具体的な内容について見ていきましょう。
スポンサーになってもらうための営業活動
プロスポーツチームの営業活動と聞くと何か特別なことをしていると思う方もいるかもしれませんが、仕事内容は一般の営業担当と同じです。
一般の営業担当が自社商品やサービスを売っているように、プロスポーツチームの営業担当は「広告」を売っています。
プロスポーツチームが企業の広告塔となる代わりに、企業はプロスポーツチームにお金をスポンサーフィーとして支払います。
そのためにテレアポや飛び込み訪問、既存の取引先からの紹介などから新規のスポンサーを開拓します。
以下に企業がスポンサーになるメリットをまとめました。
- 企業名あるいは商品の認知度向上:ユニフォームやスタジアムの看板やゲートなどに企業名を掲出できる。
- 地域貢献活動によるイメージアップ:地元チームを支えることで地元の人々から好印象を抱いてもらえる
- メディアバリューの創出:TVや新聞のほか、SNSに企業名や商品名が露出されることで認知度が向上する
- 独占契約による競合他社との差別化:商品にクラブのエンブレムやマスコットキャラクターとのコラボをすることで差別化できる
- ホスピタリティーや接待時、また社内向けの特別な機会の創出:企業のお得意様の接待にスタジアムのVIPルームを使用できたり、社内の福利厚生で試合観戦をできたりする。
- スポンサー同士の接点が増える:試合時やスポンサーパーティー時に各スポンサー企業が集まることで新たな接点ができる
既存のスポンサーに継続してもらう
営業の仕事は新規開拓だけでなく、既存スポンサーに定着してもらうことも重要な仕事の一つです。
せっかくスポンサーになってくれた企業も1年でやめてしまわれては元も子もありません。
既存スポンサーに対しては、近々の試合日程を共有したり、人気カードの試合のチケットを事前に確保するなどフォローをします。
また多くの支援をしていただいている企業に対しては、「冠マッチ」を用意したりもします。
例えば、セレッソ大阪であれば、「サポーティングマッチ」としてセレッソ大阪のホームゲーム実施時の冠パートナーとして、来場者に向けたサンプリングやブース出展、マンオブザマッチ表彰など様々なPR活動を実施しています。
また、1年の締め括りに「スポンサーパーティー」を実施するクラブもあります。
スポンサーパーティーでは、チームを支えているスポンサー企業が集まり、1年の振り返りをしたり、選手から直接オリジナルグッズを贈呈したりします。
このように営業担当は、営業活動のほか、既存スポンサー と友好的な関係を築くことが求められます。
Jリーグクラブ営業担当の仕事内容まとめ
ここまでプロスポーツチームの営業担当の仕事内容を説明してきて大枠はつかめたかと思います。
各企業にスポンサーになるメリットを伝えるトーク力、冠マッチや企業とのコラボグッズを考える企画力など非常に難易度の高い仕事ですが、チームを支える重要な仕事であることは間違いありません。
ここまでを読んで興味を持った方はぜひ挑戦してみてください!
Jリーグフロントスタッフの仕事内容を知りたい方はこちら
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